新米理事長リョスケの奔走ブログ(Vol.4): 打撲と捻挫と対応と

 

オミクロン株の拡大で当院でも再度患者様の面会制限などを先月末から再開致しました。入院中の方には窮屈な生活を強いてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。少しでも患者さん一人ひとりと接する時間を増やそうと意識的にベッドサイドに伺うことを心がけています。整形外科医ですが、出来ることは少しでもあると思うので、考えて行動していきたいです。

 

本日は外傷後の対応についてお話しようと思います。

 

外来で診療を行っていると、“昨日捻挫したのですが、その時は痛みだけだったので様子を見ていました。次の日見てみると、すごく腫れていて、内出血もしていたので来ました”という風に受診される方がおられます。特に部活に熱中している学生さんやお仕事に忙しい方が多い印象です。

 

受傷時、同じ怪我をしても、その後24時間以内の対応で完治までの時間は全く異なります。

以前から、打撲や捻挫後の対応として“RICE”処置というのがあります。

R:rest(安静)

I:icing(冷却)

C:compression(圧迫)

E:elevation(挙上)

 

上記の頭文字をとったものです。近年では冷却や安静については見直されている面もあります(詳細についてはまた後日)が、”compression(圧迫)”及び、“elevation(挙上)”は、早期復帰の点でみると、初期対応として特に重要ではないかなと考えています。

具体的に、”compression(圧迫)”はどのようにするのか。強すぎると阻血や神経障害が生じるため難しいですが、サポーターを装着するだけでも初期対応としては十分な効果があります。

また、“elevation(挙上)”についても、寝るときに枕を二つほど患部において寝る、だけでも十分な効果はあります。

そのような小さな行動が早期復帰に繋がるため、

部活中に軽く捻挫してしまったとき、試合中やレギュラー争い中では言いにくいこともあるかもですが、我慢せずにすぐに言うことが結果的に早期回復につながり、自分にとっても、チームにとってもプラスになると思います。

 

我々としては、子ども達が遠慮なく、“怪我をしたから、早く完全に治すために休みたい“と言える環境を作っていけるよう、もっとその重要性を発信していきたいですね。

 


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