新米理事長リョスケの奔走ブログ(Vol.14):専門医の必要性

最近急激に暑くなりましたね。当院でも熱中症で転倒されて救急搬送で来られる方が出てきました。運動されるときや外出されるときはもちろん、室内でも水分摂取を欠かさずに過ごしてください。

 

僕が理事長として働かせていただいてから、コロナ禍ということもあり、なかなか職員の方と交流する場を設けることが出来ませんでしたが、今回、6月19日に第1回スタッフ交流会として体育館をお借りして🏀バスケ🏀をしました!!職員の方はもちろん、お子さんも来ていただいてみんなでワイワイ楽しかったです!

体を動かしながら仕事と関係のない話をたくさんさせていただいて非常に有意義な時間をいただきました。これからも月に1回ペースで企画しようと思いますので、たくさん楽しみましょう!!(次回はバレーの予定です!)

 

 

話は変わりますが、

この7月からぼくは三島南病院に9か月間、勤務させていただくこととなりました。高井病院には金曜日と土曜日勤務させて頂きます。皆さまには外来の時間変更等、ご不便をお掛け致しますがご協力お願いいたします。

時折、仲の良い患者さんから“えらなったな”と冗談半分でおっしゃってもらいますが、決して偉くなったのではなく、研修の身であるので、精進するためです笑。

なぜ、異動するかと言いますと、“専門医の取得”という目的を果たすためです。

我々医師は、医学部卒業後医師国家試験に合格すれば、全員医師免許を取得し医業に勤しみます。しかし、医師といってもぼくのような整形外科医や、心臓を扱う循環器内科、心臓血管外科、ドラマでよくみる救急医、などたくさん分かれています。

最近、専門医制度が変わり、現在の制度では大半の医師は前期研修、いわゆる2年間の研修医が終わったタイミングで専攻科を決めて、その後はその科について診察、治療を行っていきます。その中で、整形外科でいえば4年前後、決められたプログラムを遂行して専門医試験を突破すれば、無事その科の専門医を名乗ることが出来るのです。

ぼくは整形外科になって今4年目です。整形外科のプログラムの中に“複数の医療機関で働く”という条件があり、それを達成するために、異動して三島南病院で勉強させていただきます。なんでそのような決まりがあるのか、など話すと長ったらしくなるので、気になる方がいればまた外来ででも聞いてください笑。

“4年目“ということは、今年度が専門医試験です、、、、、。いまは全く受かる気がしませんが、なんとか受かれて浮かれることが出来るように秋くらいから勉強がんばります。

 

専門医を持っているから良い医者だ!とは全く思いませんし、そのような考えを持っているドクターはいないと信じています。

しかしながら患者さんの一生を左右する治療をさせていただいているわけですし、“専門として国が決めたプログラムを達成した”と、最低限の保証が出来る制度は突破するのが当たり前だと思いますので、少しの間、暖かく見守ってやってください。これからもよろしくお願いします!

 


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