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放射線と放射能の話 vol.1

ICOA118.jpgこんにちは!高井病院 放射線室 診療放射線技師の佐藤です!

2011年3月11日の東日本大震災以来、放射線、放射能や被曝といった言葉が注目を集め、ニュースや紙面などでも乱立しております。

しかし、何mSv(ミリシーベルト)やセシウム、ヨードといった専門的な言葉を使っているため、被曝に対する恐怖だけが助長され、必要な情報は極端に少ないのが現状です。

ここで、放射線と放射能の違い、人体への作用の仕方、なぜ医療現場で放射線を使用するのかを簡単に説明したいと思います。

 

今回は「放射線と放射能の違い」についてです。


c00xr.jpgのサムネイル画像まず、放射線とは、X線、γ線をはじめとする粒子線、電磁波のことです。言葉の定義としては難しいですが、簡単に言うとある特殊なエネルギーを持つとても小さい物質ということです。放射線には広義では紫外線や携帯電話をはじめとする電子機器から発せられる電磁波も含まれます。


次に放射能ですが、放射能とは「原子核が崩壊して放射線を出す能力である」と学問的には表現されます。これも簡単に言うと、ある物質が放射線をだせるかどうかということです。放射能を有する物質を放射性物質(放射性同位体)といいます。これは、病院で行う核医学検査、RI検査、最近ではPETなどに関係します。

 

VEG1126.JPGI131という原子が先の原子炉事故で広く知れ渡っているとはおもいますが、これは「放射線を発する能力のあるヨード(I)」ということです。よって、原子炉事故の際、「舞い上がったセシウム(Cs137)などが上空で雨雲に吸着し、雨となり地上に降り注いでその影響で汚染される、汚染された食物などにより被曝する」という表現を耳にしますが、前半は正しいですが、後半の表記は「食物に吸着した放射性物質から発せられる放射線により被曝する」というのが正しいです。

 

ここまで述べたように、「放射能を浴びる」、「放射能に汚染される」という表現は間違いで、あくまで、高線量に限定されますが、すべての動植物に影響を与えるのは放射性物質から放出される放射線です。放射線は目に見えないものなので、被曝という言葉に過敏な日本人は少なからず恐怖心を抱きがちですが、今回は言葉の定義の面から、正しい放射線の知識を持って頂けたらとおもいます。

 

次回は放射線が人体に対してどのような作用があるかを書きたいと思います。

 

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